基本三法とは、移転価格計算方法のうち下記３つの総称です。

・独立価格比準法（CUP法）
・再販売価格基準法（RP法）
・原価基準法（CP法）

以前は基本三法を優先適用し、基本三法が適用できない場合に他の方法を検討することとされていましたが、平成23年改正により現在は、すべての方法の中から最も適切なものを選択するという考え方に改められました。

基本三法は比較対象取引の選定基準が取引単位営業利益法（TNMM）よりも厳しく、適用されるケースは少ないです。

<この記事を書いた人＞
押方移転価格会計事務所　押方新一（公認会計士・税理士）

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