独立企業間原則（アームズレングス原則）とは、海外子会社等の関連者との取引を独立した第三者間と同等の条件で行うことを求めるルールであり、移転価格税制の基本概念と呼ぶべき原則です。

移転価格税制においては、関連者間取引を独立企業間価格（アームズレングスプライス）で行うことが求められています。

独立企業間価格と異なる価格で取引を行うことにより自国の税収が減少したと判断される場合、各国の税務当局はその取引が独立企業間価格で行われたとみなして、法人税の金額を再計算する権限を有しています。

<この記事を書いた人＞
押方移転価格会計事務所　押方新一（公認会計士・税理士）

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